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バッティング トップの作り方とバットの出し方 [打つ]

こんにちは。

江夏川です。


今回はバッティングのトップの作り方とバットをどうやってボールに向けて出せば良いかを書いていきます。


ここではバッティングのトップは、「バットを振りに行く直前の状態」と定義します。


このトップの作り方によってバットの出し方は変えなくてはいけないと江夏川は考えています。



トップの作り方は以下の2通りに分類されます。


①トップを作った時にバットが立っている

②トップを作った時にバットが寝ている



①を代表する代打者は松井秀喜氏(特に巨人最終年)でしょうか。

②を代表する代打者はあの王貞治氏(特に晩年)や、元広島カープの前田智徳氏(特に晩年)でしょうか。



では①トップを作った時にバットが立っている打者のバットの出し方です。


答えは、


バットを持った手(腕)を脱力して、バットを落とすように使う


です。


本当にバットから手を離してを落としてしまうとバッティングができませんよ。


これを縦振りと表現する場合もあるようです。



これによりグリップを最短距離でボールに向かわせることができます。


腕と手が完全に脱力しているので、体の回転によってバットはいい感じに遠回りしながら出てきます。




つぎに②トップを作った時にバットが寝ている場合のバットの出し方です。


こちらは


バットのヘッドを最短距離でボールにぶつける


感覚が必要です。



トップの時点でバットが寝ている=バットが遠回りしやすいという傾向があります。


バットが遠回りするのは打球を飛ばすためには必要なんですが、遠回りしすぎると打てないコースが出てきてしまうので注意です。


なので、遠回りしすぎを回避するためにバットを最短距離で出す必要があるのです。


バットを最短距離で出すんですが、実際には遠心力が加わるのでバットは本人が思っている以上に遠回りします。


※これをかの有名な手塚一志氏は著書で「イナーシャルギャップ」と呼んでいました。確か。



王貞治氏はどうだかわかりませんが、前田智徳氏のティーバッティングを(Youtubeで)見る限り、バットを最短距離で出している様子が伺えます。



ちなみにバットを立ててトップをつくるバッターが「バットを最短距離で出す」を実践すると、遠心力が使えないので単打しか打てなくなります。



くれぐれもご注意を。



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